～2013年12月7日～
他リーグに加盟するチームとのエキシビションマッチを終え、ここから本格的にABAチームとの対戦がスタート。ABAとの初戦、対するのは、South Eastの強豪Atlanta Wildcats。４シーズン目にして初めての対戦となります。
1Qの立ち上がり、#15ブランドンの連続得点が決まり、良い流れを掴むジムラッツ。好調なブランドンに続き、＃13岡田の外角ショット、＃34テドリックの奮闘で主導権を握る。しかし、ターンオーバーが良いところで発生し、なかなかリズムに乗れない。だが、粘り強いディフェンスでプレッシャーをかけ、一進一退の攻防となる。この日は、シュート成功率が高く、1Qは17/25と68%にもなり、44-38のリードで１Qを終了。ターンオーバーが気になるが、ここまでは、ジムラッツのペースで試合を進めている。
2Qに入り、地元Wildcatsはプレスディフェンスを敷き、ジムラッツガード陣に襲い掛かる。プレスに負けじと#09坂東がスリーポイントや力強いドライブからファウルを誘いフリースローで加点。#15ブランドンも要所でスコアし、ゲームを繋ぐが、ターンオーバーと相手のオフェンスリバウンドにより逆転を許す。プレスが機能しはじめ、ボール運びでミスが多くなり、ジムラッツには悪い流れ。
マンツーマンディフェンスでスコアラーへのマークをタイトにとのベンチから指示が出ていたが、止め切ることができなかった。そのまま、速攻から3Dを決められ、67-83とリードを奪われハーフタイムを迎える。
3Q、#15ブランドンのランニングプレー、#09坂東のジャンパーからスタート。しかし、シュートタイミングの早さからリズムが悪く、リバウンドからセカンドチャンス許す。この悪い流れをメンバーチェンジでボールが回り、流れを切ることに成功。しかし前半のリードを詰め切ることができず、このQは98-118。
4Qはブランドンの連続ジャンパー、フリースローで開始。後半に入るとボール運びが安定し、ハーフコートバスケットを形成。お互いにシュートが決まり、ジムラッツは差を縮めることができない。ゾーンディフェンスに切り替え、相手のリズムを崩したいところだが、シュートはなかなか落ちない。ジムラッツもシュートセレクションは悪くないが、人数の少なさから疲れが見えてくる。最後にターンオーバーが出てしまい、127-153で敗れた。
3、4Qは31-32 28-32と拮抗した展開となり、逆転を許した2Qが悔やまれる。前回の試合同様TOを減らしシュート本数及びその確率を上げることが早急の課題である。プレッシャーの強いディフェンスをバックコート陣が突破すること、シュートセレクションを改善することを徹底したい。
終盤、#13岡田が膝を強打し、次戦からプレータイムへの影響が考えられる。当然、ケアは全力で行うが、これをチャンスと捉え、控えガード陣の奮闘にも期待したい。
主なスタッツは以下の通り。
#8 コーリー 12pt
#09 坂東 18pt
#13 岡田 8pt
#15 ブランドン 50pt
#34 テドリック 31pt
坂東のコメント
「個人の課題として、ボール運びができなかった。試合前日に練習してイメージは出来てたが、試合になると難しく、自分のタイミングを掴むのに時間がかかった。ボール運びの練習を反復し、次の試合では、改善出来たプレイをしたい。シュートに関してはイージーシュートのミスが増えているのでしっかり決めないといけない。Pick&Rollからのジャンプシュートを決めているので、より精度をあげること、そしてアシストも増やせるように工夫したい。」
玉井のコメント
「前日練習した課題だったボール運びは、ミスはあったものの徐々に意識が改善されてきており、継続的したい。個人的には、まだまだキャッチング、パスの精度が低く、ターンオーバーの原因になるので改善したい。」
齊藤のコメント
「プレスされる中で繋ぎは少し改善出来たかと思う。ただ、途中出場にも関わらず相手ガードに割られてしまい流れを持って行かれた。大事な時間帯にもっとディフェンス面で結果を残さないとチームに無駄な負担がかかってしまうので、積極的にプレッシャーをかけていきたい」
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