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2013年2月2日土曜日

遂に8年目!焼津クリニック



ジムラッツトレーナーの金子です.

毎年1月末のクリニックと言えば焼津。

静岡県焼津市で開催されるクリニックは今年で8回目!ということは8年目になります。

今回は健太郎さん、ユイをコーチとして連れて参加しました。

焼津といえば、サカナ。まぐろとかつおで有名な港町です.というわけで、土曜日の昼頃に到着した私たちは、市のバスケットボール協会の山下さんに案内されて「小川港魚河岸食堂」で腹ごしらえ。安価で新鮮な魚たちのもてなしをたっぷりと受けてきました。

昼からは大井川高校にて高校生対象のクリニック。食べているばかりではありません。


まずは裸足でフットワークをやりながら、柔らかい身体の使い方をコーチング。そして、体幹の使い方と正しい姿勢の意識付け。高校生は、柔軟性に課題のある子が多かった印象です。特に骨盤と肩甲骨まわりの硬さが気になりました。


後半はユイによるハンドリングメニュー。前述のトレーニングで強調した姿勢を意識し、ドリブルと走りを繰り返してもらいました。そして最後に出しゲーム。ハンドリングドリルでやったことを早速、活用している選手がいて感心しました。

クリニック終了後はコーチに質問を投げかけてきたり、1対1を挑んでくるなど、積極的な選手が多かったです。バスケットが心から好きな子にたくさん出会えて、我々コーチ陣もいい刺激を頂きました。


夜も魚を堪能し(やはり食べてばかりですね)、2日目に向けてエネルギーを補充。

2日目は中学2年生を対象としたクリニック。

午前は男子30名、午後は、女子27名が参加してくれました。1日目と同様、最初は裸足フットワークと姿勢改善のトレーニング。そして、体の使い方を意識しながら、コーチYuiによるハンドリングとシューティング。最後は健太郎さんも混じり、出しゲーム。


午前中の男子の部では,藤枝出身で元さいたまブロンコスの中西選手が駆けつけてくれ、シュートに関してのアドバイスをしてくれました。中西選手は毎年のように手伝ってくれるので大感謝です。

中学生の身体を見て感じたのは、柔らかい身体の使い方が自然とできているということでした。前日の高校生の印象があったせいか、余計に良くできているように見えました.ポイントを指示すれば,自然とコアが使えるようになる。ただ、良い状態をキープし続けるという点ではまだこれからというところでした。


中学生を見ていて感心したことは、人の話を聞く姿勢やボールの置き方、脱いだウエアを畳んで置くことなど、ちょっとした気遣いが良くできていたことです。ルールを守ること(時間を守ること,疲れた姿勢をみせない)、コミュニケーションを取ること、他人を気遣うことは、ジムラッツのクリニックではいつも強調していることです。

ただバスケットボールが上手くなるだけではダメ。コートの外でも当たり前にできないようでは,本当の意味でバスケットが上手くなることはありません。焼津の子どもたちは,そんな姿勢の面で良いものを持っていました。彼ら、彼女たちの今後が楽しみです。


冒頭にも書きましたが、8年間続けてこれたというのはとても意味のあることだと思います。私たちの活動は草の根で小さな動きかもしれませんが、小さなジムラットたちは確実に増えていると感じます。

最初のクリニックに参加した子どもたちはもう22歳。

たった1日のクリニックですが、バスケット人生に良い刺激を与えることができていたら嬉しいですね。私たちも伝える側として。ますます精進したいと思います。


クリニックの景品を協賛して頂いた(株)ジオスポーツの小山内様には、この場を借りてお礼申し上げます。そして、クリニック全般をコーディネート頂いた焼津市バスケットボール協会の山下様、毎年のことながら有意義な時間をご一緒させて頂き、ありがとうございました。

これからも末永くよろしくお願い申し上げます。

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