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2013年2月18日月曜日

第19戦 vs Kitsap Admirals


 ~2013年2月15日~
カリフォルニアを縦断し、オレゴンを通って、ジムラッツにとっては初めての地、ワシントン州。ヤシの木から紅葉へと移り変わり、気温が段々と低くなり、空気がクリアーになっていくドライブ。ロスから約1日掛かりで移動し、早朝4時にチェックイン。


試合に先立ち、会場となったオリンピックカレッジにて日本人留学生やその他海外からの留学生が集うオフィスに招待され、歓迎会を開いて頂きました。キャンパス内も案内して頂き、同世代で、海外に挑戦している彼らとの交流に、選手達は長旅の疲れを一時忘れることが出来ました。

今回の遠征ではPacific North Westカンファレンスに所属する3チームと試合を行います。その第1戦は、対Kitsap Admirals。


ジムラッツは、試合開始の直前に予定していたビッグマンが来ず、日本人5人でスタート。開始早々、ジムラッツのエンジンがなかなかかからず、相手に連続得点を許してしまう。ターンオーバーも重なり、アウトサイドシュートを決められてしまう。試合後数分経過し、#09坂東の得点がようやく決まり、そこからエンジンがかかり始める。ディフェンスも少しずつ機能し、相手のミスを誘発し、1Q終了時には38対23。


2Qは、シュートタッチもよく1Qに比べて得点を重ねていく。ディフェンスに関してもマンツーマンでプレッシャー与え続けて、ミスを誘い失点も抑えることが出来た。しかし、インサイドの弱さが露呈し、オフェンスリバウンドを取られ、失点につながった。前半終了時点で41対59。

3Qは、ターンオーバーが増え得点出来なかった。さらにはディフェンスも抑えることが出来ず失点が増える。リードは徐々に広がり、ジムラッツのシュートも落ち始め、得点が止まる時間帯が長引く。流れを止めたいジムラッツは、タイムアウトや、ディフェンスを変えながらも食らいつく。しかし、この日の相手チームは、スターターよりも、ベンチからの五人が見違える働きをする試合となり、リズムが崩せない。

相手がスターターに戻した際に、ターンオーバーを誘発するも、セカンドチームをすぐに投入され、ジムラッツの流れが断ち切られてしまう。
3Qは9点しか取れず、50対92と点差が大きく広がった。


4Qは、前からのプレス、アウトサイドのシュートなどで得点は増えたが、足が止まる時間が多く失点につながった。

全体的シュートの確率があまり良くなく、ディフェンスも足が止まる時間も多かったのでこの点差に広がったと思う。ネット配信されていた試合にも関わらず、74対117の大差で負けて、不甲斐ない姿を見せてしまった。


岡田のコメント
今日の試合は自分達にとってバッドゲームになってしまいました。中継を観て頂いた方、応援に来てくれた方々に申し訳ないと思っています。出足から相手のやりたい放題されてしまってからのスタートを切らせてしまいましたが、徐々に自分達のペースになりはじめて前半を15点差以内に折り返せたのですが後半に入ってから負の連鎖を止めるすべもなくそのまま一気にターンオーバー、シュートミスが立て続いてしまいまいました。

個人的には前半のシュートタッチは良かったので後半も狙っていきましたが、シュートタッチが狂いはじめトンネルに入ってしまいチームに迷惑を懸けてしまいました。シュート精度が生命線なのに。色々な敗因はありますが本当に悔しい敗戦です。この敗戦は真摯に受け止めます。


坂東のコメント
苦しい立ち上がりで、ターンオーバーで完全に流れを持っていかれました。自分は、そこで3本ハイポストからシュートを決めれたのは大きかったです。そこから踏ん張り、また日本人5人にしてDFで流れをつくり、シュートを沈めて流れを奪取して前半を終えました。後半にはいり、これからというところでシュートが入らなくなり、その間に点差が開いていき、負けてしまいました。後半は、もっとやりようがあったし単発でしか沈められない様では勝てないし課題がたくさんあるゲームでした。

この1週間、長距離移動が続き、ボールを使った練習が出来なくて、調整がままならなかったですが、言い訳は出来ないし、そのコンディションで最高のパフォーマンスをしなければいけない。もっと気持ちの部分で意識を高く持っていくことと、負けて下を向いてても仕方ないので切り替えていきます。


吉澤のコメント
とても悔しい負け方となってしまった。一人一人の特長、流れを読み攻める必要を再認識した試合でした。自分自身はディフェンスが思ったようにできなかったこと、ヘルプからのチェックで簡単に抜かれたこと、言われたことに対してすぐに実行することそれがだめでした。チャンスをもらえてるうちにしっかりと改善して、信頼を得ないといけない。

良かった点はプッシュして、早い展開にできたかなと思います。ディフェンスの意識だけは日に日に良くなっていますが流れが悪いときなどはドライブキックなどからフリーをつくっていきたいと思います。しっかり考えてバスケをすること。チームメイトに気を使うことなど日頃から心がけていきたいです。


斎藤のコメント
1Qに30点取られたのは、TOとディフェンス(相手の外のシュート)、オフェンスのエントリーが遅かったのが原因ではないかと思います。試合の入りがうまくいかないと、その後の試合全体が常に追っかけるムードになり流れを良くするのが大変になるので入りは大事に。2Q途中で連続でシュートを決めて相手がタイムアウトをとった後、タイムアウト後もその流れを継続したいです。3Q、4Qになると相手に走られ始めた一方でこちらのシュートがなかなか決まらない時間帯も多かった。そういう時にどのオフェンスのセレクションをするか出てる5人の中で共通意識を持てる様にもっとコミュニケーションを図るべきじゃなかったかなと思います。

今日がABAで初めての試合でしたが、インサイドの選手は関東大学リーグと比べてまったく別ものでした。フィジカル、アジリティー、テクニックの全てが上。アウトサイドについては、通用する部分もあると感じました。

ディフェンスやルーズボールを役割として与えられたのですが、日本だと自分のプラン通りにいくプレーがこちらだと体格や反応の早さに対してうまくいきませんでした。全てをもうワンテンポはやくしないといけないなと。その他にも学ぶ事ばかりで、これを修正して活かすも殺すも僕次第といった感じです。今後の試合ではそこを修正する事と、オフェンスの中でリングにアタックしたり味方を動かす事でスコアのきっかけを作る事にトライしていきたいと思ってます。



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