~2013年2月9日~
サンアントニオからヒューストンに移動し、ジムラッツを迎え撃つのはヒューストンエクスペリエンス。
サンアントニオで戦ったテキサスfuelからの情報では、今年出来たばかりのチームらしく選手の情報は皆無。
会場に着いてから、岡田の元チームメイトも合流、そしてそのシルベスターからチームの情報を得ることが出来た。
得点源や、プレイスタイルをある程度把握しながら、試合に入ったものの、ジムラッツは相手チームにやられるというよりも、自分達の調整に時間を取られる。
ジムラッツは、インサイドゲームを起点に仕掛けるが、相手の荒いディフェンスに阻まれなかなか得点出来ない。インサイド陣がどのくらい力があるのか見極めている内にこだわりすぎてしまった形になった。
そこでジムラッツは、メンバーをビッグマン一人に変えて日本人主体でオフェンスを組み立て直す。オフェンスは、重たいオフェンスから、速い展開にシフトチェンジ。そしてここから連携が生まれ、得点も動くようになった。
ディフェンスも吉澤が前線からガードに当り、ガードを孤立させ一人相撲を取らせることにも成功する。やはり、ここ最近の試合のマンツーマンディフェンスが機能し始めているのが伺える!
しかし、相手のサイズに圧されてインサイドの得点がどうしても止めきれず、高さ、サイズ、パワーで劣り、得点を止めることが出来なかった。助っ人の外国人は悪くなかったものの、体力的に相手に圧され、さらに審判の笛に泣かされる結果に。
テキサスロードも全敗で終わる。
今回は平面的では互角の戦いができただけに、インサイドの選手をどう確保するかというチーム運営上の課題も浮き彫りになった。
岡田のコメント
テキサスロードの最終戦は残念ながら勝つ事はできませんでした。やはりテキサスのバスケのレベルも高いし身体能力のある選手達に立ち向かう為には高確率のシュート精度が必要不可欠だと確信しました。我慢比べの時間帯でオフェンス、ディフェンスともに課題が沢山見つかったので今後に繋げたいです。
岩佐のコメント
ジムラッツとして今回のテキサスロードは、全敗したものの、一人一人が経験値をとても上げれるきっかけとなっのは、間違いない。一人一人が考え始め、行動力にも変化が生まれ、それがプレイに大きい影響を与え、ジムラッツは大きな成長の時期に突入していると感じました。これからまた移動、そして連戦。体力的にも精神的にも一番過酷なのはこの終盤戦。意識を強く持ち最後に1つでも多く勝ち星を上げて終える事が出来るように。
吉澤のコメント
今回の試合は審判の笛が軽く、ドライブ、インサイドなどファールをもらえたことでフリースローをもらえたことで前半はくらいついていました。後半相手のシュートやアリウープ、ダンクなどがありすこしづつ離され始める。ゴール付近のシュートなので高確率に決められ、最後はやられたいようにされてしまった。一人一人がバンプなど体をぶつければあの様な展開にはならなかったのではないかなと思います。自分自身は後半になるにつれて甘くなってしまったディフェンスとシュートを決めきれないところは改善したい。
良かったところはマッチアップしていたガードに仕事をさせなかったことで、流れを変えることができたと思います。しかし、昨日からOFFコートでのトラブルが続いていて本当に迷惑をかけてしまっているので、常に危機感をもち、自己管理を徹底していきたいと思います。
坂東のコメント
立ち上がり、難しいゲーム展開でした。流れがどっちつかずの状況が続き、ジワジワと得点が開いていきました。ですが、メンバーチェンジをして、日本人4人で流れをつくり盛り返しました。これは今後のゲームで流れを作りたいときの対応が出来たので、良い経験でした。しかし、流れを作ったあと、続けることができなかったのでそこがまた課題です。3Qは、良いゲームが出来ましたが、4Qの最後は相手を乗せて、自分達のゲームになりませんでした。やはり、その前に流れを切らないといけないし、たとえばタイムアウトを取るかファールして止めるか、色々考えなければいけない。
今、流れを見て次のプレーを考えながら出来ていますが、シュートを決めきれないのでやはりメンタルかなと思います。残り1ヶ月なので疲労もありますが、ケガだけしない様に集中して後半戦に臨みたい。
丸田のコメント
前回のDFでの反省を意識したので、簡単に抜かせないようには出来た。まだまだプレッシャーが弱いので改善する。前半の交代時は、ベンチから気持ちを離さず入れたからシュートこそ打ってないがチームプレーの中で繋ぐことが出来たと思います。後半時に中途半端なパスミスを一本した事。あの状況でのターンオーバーは、絶対にしてはならなかった。もっと積極的に狙う意識が持てばよかったのに考え過ぎてどのプレーも消極的になってしまった。チームでは、入りが悪かったので前半の失点が多かった。またシュートが入らなくなった悪い流れの時に踏ん張る力が必要でした。
今回2週間という短い期間でしたがチームに参加させてもらい、ありがとうございました。練習の中でアピール出来なかった事が一番ダメでした。準備不足。またチームプレーにアジャストする為にも意識はしてましたが、もっと練習でのコミニケーションが必要だったかなと思います。限られた時間の中で結果を出す為の過程を大事にしないと。チームにこそ貢献したとは言い難いですが、しっかりと帰国してからここで学んだ事を実行していきたいと思います。試合も大事ですが、日常や移動、また出会いなどプレー以外で改めて沢山の事に気づかせてもらいました。日本での恵まれた環境に甘えず、もっと周りに感謝し、目標に向かって頑張ります。
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