~2013年1月12日~
デンバーでのコロラドキングスとの第2戦。nitraidのプロデューサー、XBSがデザインした新ユニフォームで挑みました。相手チームからも絶賛のユニフォームに、選手たちも自信が漲ります。
対するキングスは、昨日と少しだけスターターを変更し、得意のオールコートプレスを封印。ジムラッツは、過去2年間、キングスの強力なプレスに苦しめられました。2年間で5試合戦いましたが、ほぼ全試合ダブルスコア。その苦い経験を昨日の試合で活かすことができ、プレスディフェンスを克服した結果、今日の試合では開始早々からキングスがハーフコートで守備をしています。これは、わかりにくいですが、ジムラッツが着実に成長している証です。
ジムラッツはサイズのミスマッチをカバーするために、ゾーンディフェンスを敷きますが、キングスの外角はいとも簡単に点を重ねていきます。シーズ前半でもトップランクのチームと対戦しましたが、ABAの強豪チームはシュートが落ちない。彼らの3ポイントが落ちないため、かなりのダメージに感じました。
昨シーズンまでのジムラッツなら、ここから、ずるずると点差が開き、前半終了時にはダブルスコアとなっていますが、今シーズンのジムラッツは、ここで粘ります。ボールがスムーズに展開され、チャンスを作り対抗する。得点差も、10点台に抑え、前半を折り返すことができました。
後半もこの相手にリードを許すも、決定的な様では広げさせない。ソーンとマンツーマンをシフトさせ、相手のリズムを崩そうとしますが、キングスのバックコートは安定しており、シュートが落ちない。慣れない高地での戦いで、体力面から、ディフェンスに影響が出たジムラッツは、3Qの得点が止まる。
4Qに入り、再びゾーンディフェンスを敷くも、点差が縮まらないのでマンツーマンに変更。逆転を狙い、ディフェンスをタイトに仕掛けますが、オフェンスリバウンドを押し込まれ万事休す。
105-132の27点差で敗戦。
強豪相手に見えてきた課題として、シュートの精度、そして継続的に相手にプレッシャーをかけていくディフェンスの維持。全米ランキング上位チームに負けはしたが、成長していることを感じられたことは大きい。来週のゲームに向けてしっかり準備していきたい。
岩佐のコメント
ジムラッツの課題は、フィジカル。高地でも戦える体力と試合と移動が続いても回復できる、根本的な体作り。コロラドの速い展開に立ち向かうには、ディフェンスの強化が最重要。現に試合の中で、プレッシャーを掛けている時間帯には、簡単にはシュートを決められていませんでした。これを一試合通して継続できれば、ジムラッツは、また一回り成長出来ると思います。空気の薄いコロラドで引き続きトレーニングを続け、平地に降りた際に、よりプレッシャーを掛けられる様、改善していきたいです。
坂東のコメント
前半、プレスをしてこなかったので、昨日より余裕を持ってボール運びができました。、トライアングルオフェンスを使用し、リズムを作ることができたのは収穫。ただディフェンスでは、相手のシュートを止められず、なかなかアドバンテージを奪うことができませんでした。後半の立ち上がりにキングスは、ゾーンプレスで点差を広げようとの意図があったと思いますが、しっかりと対処し、安定してボールを運べました。最後のシュートが決めきれない時間帯が続いたのが残念です。結果として、点差を縮めることができませんでした。個人的に良かった点は、シュートの確立が良かったこと。改善点は、集中力が切れたこと。この原因は高地で息が切れたことが理由です。それと岩佐さんへのパス供給が昨日より少なかったかなと思います。今日は、昨日よりボールの回転が悪かった。もっとコミニケーションを取ってより良くしていきたいですね。
吉澤
今日の試合は最初からターンオーバーをしてしまい、6thマンとしてやってはいけないことをしてしまいました。流れを変える役割を全うできなかったことが悔やまれます。流れを変えるにはリスクを負ってプレーすることは当然ですが、チャレンジすることとギャンブルをすることをはき違えないようにしないと。ディフェンスではもっと動いてボール運びを遅らせること、ボール回りを悪くすることを注意していきたいです。チームとしての課題は、追い上げるタイミングでターンオーバーが出たこと、ディフェンスのプレッシャーが足りないことがあげられます。年が明けてからの2試合が終り、これから更にコンディションを整えていきたいと思います。
この試合もネットでライブ配信され、多くの方に応援頂きました。皆様の声援はジムラッツにとって大きな力となっています。大変ありがとうございました。
この試合の翌日、日本では全国的に雪が降る中、多くの若者が新成人として大人の一歩を踏み出しました。新成人である20歳の坂東は、成人式には参加できませんでしたが、同じ雪が積もるデンバーで、トップランクのキングス相手にダンクを決めました。人とは若干異なる道を選んだレオですが、新成人として着実に成長しているのが実感できます。
22歳で挑戦する吉澤も然り。自分の道を切り拓くため、合流直後から奮闘しています。
今後、彼らに続く若者が出てくる時に、ロールモデルとなれるよう、一歩ずつ進んでいってほしいと願っています。
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