第8戦 vs South West Warriors

～2012年12月16日～
バーミンガムからアトランタへ戻り中1日をあけ、リフレッシュしたジムラッツ。年内最終戦の相手は、前回勝ち星をあげたSouth West Warriors。

試合前にGYMでは、中学生のリーグ戦が行われていて、開始時間になっても始まらない、そして７時からのはずが、８時半に変更。

これが相手の仕掛けた心理戦。

前回同様、試合前に振り回されましたが、これも相手の心理戦と受け取り、なんとか気持ちをコントロール。ジムラッツは、近くで時間を潰し再度気持ちを入れ換える。

時間になり体育館に着くと、また今度は、「2試合あるから、2試合目にplayしてくれ。」と言われる。これには、さすがに抗議をして開始の運びとなった。

さらに、この日は雨で湿気っているため、コートが滑る。両チームとも苦戦しながら、ティップオフ。

相手のエースがドライブから切り込み、得点をするか、ジムラッツのゾーンの隙間を狙いボールを回しオープンからのシュートを狙う。ここで、前回の対戦と異なるのは、今回はテリーに加えてマイクも加わり６人で戦ったこと。時間配分に加え、インサイドを補強し、リバウンドとディフェンスで対等に組むことができる。オフェンスも幅が生まれ、前回のような大量リードを許さず、僅差で試合を進める。

気持ちの余裕と、相手の手の内も見えていた分、前回よりも皆の共通理解、共有意識が増えた内容だったので、面白いようにボールが回り得点をする場面も見られた。

この試合のハイライトは、レオがバックボードにボールを当てたパスをテリーが強烈にリングへ叩き込む。このアリウープに観客は大爆発。一気にジムラッツへと流れが傾きました。そして、４クォーターの５分を切ったところから、マニー、レオがリングにアタックし、さらに落ち着いてゲームをコントロール。

最終的に108-101でジムラッツが勝利。この試合ではマニー、レオの成長が垣間見える場面がたくさんありました。彼らの成長が来年の戦いに繋がることを期待したいと思います。

18日にアトランタから帰国の途につくジムラッツ。年末年始を日本で充電し、コロラドから始まる後半の戦いに向け、準備をしていきたい。

前半の戦績は2勝7敗。

新人2人の成長のために、あえて5人で戦ってきた。ABAというレベルの高い舞台で、毎試合フルタイムでプレーすることは、彼らの成長を大きく促進すると信じ、前半戦ってきました。試合を重ねるにつれ、意識やプレーの質に変化が生まれ、より良い選手に成長してきたと感じます。後半戦は、各個人とチーム、双方が成長を続け、より高みに行けるよう日々積み重ねていきたい。

前半戦のジムラッツに対する、皆様のご声援、大変ありがとうございました。アメリカに居ても、フェースブックやブログへの書き込みに、とても励まされました。年明けから、アメリカに戻り、約15試合戦います。後半戦のジムラッツの戦いについても、どうか応援のほど、よろしくお願い申し上げます。


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