~2013年2月2日~
ミッドランドでの全米ランク7位のワールウィンズとの試合を終え、翌日はダラスに戻り、全米ランク8位のダラスバンダルとの対戦。
連日連夜にわたり、強豪チームと対戦である。今シーズンも幸運なことに、ジムラッツはトップランカーとの試合を多数行うことができている。2013年2月1日現在のランキングを見ても、既に対戦したSCウォリアーズがランク2位、アリゾナスコーピオンズが3位、コロラドキングスが10位、コンウェーサイクロンズが14位と、サイズ、スピード、スキル、そして戦術レベルの高いチームとの対戦を多く積み上げている。
その中でも、本日対戦したノースダラスバンダルズ戦は一味違ったものだった。まずはその会場。Dr.pepper Arenaという、NBADLに所属するダラスレジェンドのホームコートでした。
とても素晴らしい規模のアリーナで、設備も充実し、コートもNBAサイズ。選手たちのテンションも昨夜の試合の疲れも忘れるくらい。
試合の中身に入ると、まずは開始早々、ジムラッツの動きは硬かったが、相手の落ち着いたチームオフェンスにすこし圧されながらも食らいつく。
しかし、助っ人選手との意思疏通、癖などを見極めるのに時間が取られ、なかなかジムラッツ本来の力が出せない。その合間に、バンダルは、ジムラッツのゾーンディフェンス、マンツーマンをものともせずに切り崩していく。そのため、ジムラッツは、前半で大幅のリードを赦してしまう。
後半になり、ようやくジムラッツのリズムになりはじめて、少しずつ点差を縮める。対するバンダルは、ガードがしっかりとチームをコントロールし、チームの約束事の中からボールを回し、ジムラッツのディフェンスの穴をを突いてくる。ボールを動かし、ノーマークを演出、インサイド、アウトサイドとバランスよく得点を積み重ねる。
最終クォーターも、バンダルのオフェンスの勢いは止まらず。
このゲームは、ジムラッツにとって悔しい敗けではあるが、強豪チームから学べる事がたくさんあり、このバンダルは、ダラスレジェンドとも提携しており、選手育成にとても力を入れている数少ないチームの1つ。ジムラッツがネクストレベルに行くために何が必要か?各々が課題を得た試合となった。
坂東のコメント
今まで対戦したチームは高さやミスマッチの部分を利用し徹底的に弱点を突いてくる、または、1on1で勝負してくることが多かったんですが、今日戦ったバンダルは徹底したフォーメーションが多く、ブレイクで攻められる意外、ほとんどがディレイドしセットしてきました。
他チームだと、相手が強くなると攻めきれない可能性がありますが、バンダルはフォーメーションを使ってDF、OFのミスマッチを作り出しているたため、相手の状況に関わらず得点を取ることが出来ます。加えて、大崩れしません。ディレイドは、OFの機会を減らすので相手のOF機会も減り、ロースコアゲームになっていきます。ということは、大きな点差になることが少ないので、レベルの強いチームにも拮抗することが出来ます。
今は、NBAでもしっかりフォーメーションを使うし、NCAAでは1回のOFで2回フォーメーションをコールすることもあります。なのでバンダルは、目線を高くしたバスケットをしていると思います。ジムラッツにとっても、個人にとってもそんなチームと戦えて勉強になりました。
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