2012年12月15日土曜日
第6戦 vs South West Warriors
~2012年12月12日~
第6戦は、引き続きアトランタでの対South West Warriors。
体育館に着いてから、ウォームアップの時間が5分しか貰えず、コンディションが不安なままティップオフ。体育館はヒーターも稼働していなかったため、体がなかなか暖まらず、指先の感覚を整えるのに時間を要しました。
序盤は新メンバーのテリーが得点の起点となり、ゲームの展開はアップテンポに。
走り合いをするおかげで、体が温まり両チーム主導権争いを繰り広げる。
得点差はあったものの、大きなリードは許さず、前半を12点差で折り返す。
このリードは、チームに不安を感じさせるものではなく、ハーフタイムでのジムラッツの表情は明るかった。
とにかく、リバウンドとディフェンスのコミュニケーションを徹底すること、オフェンスは必ず付いてくるとハドルを組み、後半に入ります。しかし、自分達のミスからリードが徐々に広がり最大30点の差がついてしまう。
諦めてしまいそうな点差だったが、ここで、気持ちを切らせた選手は一人もいませんでした。1ゴール、1ゴールを考え、ディフェンスを1回、1回厳しくチャレンジし、徐々に相手のリズムに狂いが生じる。
静岡ジムラッツは、速い展開から、得点を狙えるようになり、そして今まで見られなかった、チーム全体にボールがよく回り、相手に的を絞らせず、オープンの選手を作ることに成功。相手は、後手にまわり、静岡ジムラッツは流れを引き寄せていく。
終盤になると、相手の勝利に対する執念、オフィシャルの不具合、レフリーのミスジャッジも重なり、拮抗したゲームに。1プレイ、1プレイが勝敗を分けるものでした。このプレッシャーのかかる場面で、静岡ジムラッツのターンオーバーはゼロ。さらに落ち着いた状況判断ができ、コミュニケーションを取ることで、チーム全員がイメージを共有。相手の必死の粘りにも関わらず、119-114の5点差で今シーズン初勝利。昨シーズン勝てなかっただけに、喜びはひとしおです。
この勝利はチームにとって、とても大きく、こういったキツイ試合展開を経験出来たことは、この先に繋がる収穫です。勝利のポイントは、岩佐が要所で3Pを沈めたこと、真庭がファールゲームでフリースローを全て決めたこと、Tとレオでゲームをコントロールできたこと。もちろん、この1勝に満足することなく、勝因を細かく分析して勝ち方をより共有していきたい。
勝利の美酒コカコーラで乾杯。
眞庭のコメント
開始から手応えを感じられる試合で、チームでもいけるって雰囲気が出ていました。ただ、3クォーター目で弱点のインサイドを徹底的に攻められ、リバウンドも取れなくなりました。そして、レオ(坂東)と俺もNBAのスリーポイントラインに苦しめられていつもみたいに外も入らずに25点差で折り返します。
4クォーター目でT(岡田)さんの指示により、もっとリングへのアタックを多めにし、それをきっかけとして徐々にチームが噛み合っていきました。潤(岩佐)さんの外も当たり逆転に成功して勝ちました。
今回良かった点は、いつもなら25点開いて10点差ぐらいまでは詰めても、勝ちきれない所を、気持ちが切れずに詰められたことが良かったと思います。後は、シュートが入らなくなった時にどんなプレイを選択するのか。ドライブからファールをもらうのか、ドライブからキックし、パスを出すのかなど、それぞれが切り替えてプレイできたのが勝因だと思います。残り2試合も勝つために頑張りたいと思います。
坂東のコメント
チームとしての考えが3Q途中から新加入のテリーも含め、揃い始め、逆転に繋がりました。チームに徹することで勝てるということが証明されたと思います。バスケはチームスポーツなので絶対に1人では勝てないというのを再確認しました。
1人でシュートを連発して、決めれば問題ないですが100%入るシューターなんかいないので、シュートのパーセンテージ、ようは、今、誰が1番高い確率で決めてるか。その人がどうすればフリーで打てる状況を周りが作れるか。これらにこだわっていけばもっとレベルの高い相手にでも勝てると思います。
ジムラッツにはオフェンスを2回に1回、5回に3回成功させるという約束事があります。自分がシュートを外した。それでは、次は違う人で打つか、自分で行くにしても、確率の高いシュート(レイアップ等)を狙いに行く。最低でもアタックし、ファールをもらいに行くプレーをすることが大事。まだまだそこの意識を高められるので、残りの前半戦も集中していきたい。
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